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Updated by Kunihiro Maeda on May 24, 2019
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[LIST]米国の反知性主義の起源

映画「エルマー・ガントリー/魅せられた男」Elmer Gantry (film)

Elmer Gantry is a 1960 Eastmancolor drama film about a con man and a female evangelist selling religion to small town America. Adapted by director Richard Brooks, the film is based on the 1927 novel of the same name by Sinclair Lewis and stars Burt Lancaster, Jean Simmons, Arthur Kennedy and Shirley Jones.

アカデミー賞主要3部門受賞!オスカーに輝いたバート・ランカスターの熱演が光る、人間ドラマの名作!バート・ランカスターの熱演が光る人間ドラマ。女たらしの流れ者、エルマー・ガントリー。美しく純粋な女性伝道師に惹かれた彼は、不純な動機から伝道の道を志すが、ある娼婦の出現により黒い過去が暴かれる。

エイミー・センプル・マクファーソン(Aimee Semple McPherson)

Aimee Semple McPherson (October 9, 1890 – September 27, 1944), also known as Sister Aimee, was a Canadian-American Los Angeles–based evangelist and media celebrity in the 1920s and 1930s.[1] She founded the Foursquare Church. McPherson has been noted as a pioneer in the use of modern media, as she used radio to draw on the growing appeal of popular entertainment in North America and incorporated other forms into her weekly sermons at Angelus Temple.

1920年年代に活躍したエヴァンジェリスト(福音伝道者)。17才の時、ペントコスタル派の宣教師のロバート・センプルの説教を聞き、神の啓示を受けたという。結婚後、長女を授かるものの夫を亡くし、彼女自身が伝道運動を始める。既存の教会団体からは受け入れられず、バーやボクシング場で説教し、トロンボーンとピアノを伴奏にジョークをとばし、卑猥な荒くれ男共を惹き付けた。旅芸人のように、祭壇をどこにでも持ち運び。貧しいジプシーや黒人に布教をした最初の白人エヴァンジェリストであったといわれる。また米国で最初のラジオ放送伝道師でもある。華々しい布教活動や福祉活動とは裏腹に、セックススキャンダルや失踪事件を巻き起こし、ハリウッド女優並みのセレブリティとして派手な生活を送る中、過労で精神安定剤に頼りはじめ、破産寸前となる。1944年に痛み止め、薬草睡眠薬の飲み過ぎで死亡。巷では自殺とささやかれた。

エリック・ホッファー(Eric Hoffer)

Eric Hoffer (July 25, 1898 – May 21, 1983) was an American moral and social philosopher. He was the author of ten books and was awarded the Presidential Medal of Freedom in February 1983. His first book, The True Believer (1951), was widely recognized as a classic, receiving critical acclaim from both scholars and laymen,[1] although Hoffer believed that The Ordeal of Change was his finest work.

アメリカの独学の社会哲学者。ドイツ系移民の子としてニューヨークのブロンクスに生まれる。7歳にして母親と死別し、同年視力を失う。その後、15歳で奇跡的に視力を回復する。以来、再びの失明の恐怖から、貪るように読書に励んだという。しかし正規の学校教育は一切受けていない。18歳の頃、唯一の肉親である父親が逝去し、それを機にロサンゼルスの貧民窟でその日暮らしの生活を始める。28歳の時、多量のシュウ酸を飲み自殺を試みるが未遂に終わる。それをきっかけにロサンゼルスを去り、カリフォルニアで季節労働者として農園を渡り歩いた。労働の合間に図書館へ通い、大学レベルの物理学と数学、植物学を独学でマスターする。1941年より、サンフランシスコで沖仲仕として働いたことから、「沖仲仕の哲学者」とも呼ばれる。1964年より、カリフォルニア大学バークレー校の政治学研究教授になったが、65歳になるまで沖仲仕の仕事はやめなかった。バークレーでは週に一度のオフィスアワーを持ち、1972年まで続けた。1983年2月、当時の大統領ロナルド・レーガンは大統領自由勲章を送った。同年5月、老衰のため、80歳でその生涯を終えた。

ホーボー(Hobo)

A hobo is a migratory worker or homeless vagabond, especially one who is impoverished. The term originated in the Western—probably Northwestern—United States around 1890.[1] Unlike a "tramp", who works only when forced to, and a "bum," who does not work at all, a "hobo" is a traveling worker.

19世紀の終わりから20世紀初頭の世界的な不景気の時代、アメリカの土地から土地へ働きながら渡り歩いた渡り鳥労働者のこと。ホームレスのサブカルチャーの一員。鉄道に無賃乗車を決め込みながら、時には追い立てられ、アメリカの自由なフロンティア・スピリットを自らに体現し、文学や音楽の世界で多くの人が彼らに憧れと共感を示した。ウディ・ガスリー、ボブ・ディラン、ポール・サイモンなどの音楽のタイトルや曲に取り上げられた。文学でも、ジャック・ロンドンの『ザ・ロード』、ジョン・スタインベックの『二十日鼠と人間』、ドス・パソスの『USA』、ジャック・ケルアックの『路上(オン・ザ・ロード)』などが有名。短編小説の名手、オー・ヘンリーの作品のなかにもホーボーを描いたものがある。

『アメリカの反知性主義』 リチャード・ホーフスタッター

アメリカの知的伝統とは?知識人は民主主義の実現に貢献する力になれるのか?政治・宗教・実業・教育・文学―建国から現代まで、アメリカ史の地下水脈を問うピュリッツァー賞受賞作。